気道や気管の粘膜の炎症が長く続くことによって発症します。喘息発作は、アレルギー体質のお子さんが風邪、低気圧、煙、冷たい空気、ホコリ・ダニを吸い込むことなどがきっかけで発症し、咳、ゼーゼー、ヒューヒューする呼吸音や、呼吸困難などの症状が特徴です。
気道や気管の粘膜の炎症が長く続くことによって発症します。喘息発作は、アレルギー体質のお子さんが風邪、低気圧、煙、冷たい空気、ホコリ・ダニを吸い込むことなどがきっかけで発症し、咳、ゼーゼー、ヒューヒューする呼吸音や、呼吸困難などの症状が特徴です。
小児気管支喘息の重症度分類は、次のようになります。
重症度 | 症状程度と頻度 |
間欠型 | 年に数回、季節性に咳嗽、軽度喘鳴が出現する。 時に呼吸困難を伴うこともあるが、短時間作用性β2刺激薬の頓用で短期間で症状は改善し、持続しない。 |
軽症持続型 | 咳嗽、軽度喘鳴が1回/月以上、1回/週未満。 時に呼吸困難を伴うが、持続は短く、日常生活が障害されることは少ない。 |
中等症持続型 | 咳嗽、軽度喘鳴が1回/週以上。毎日は持続しない。 時に中・大発作となり日常生活が障害されることがある。 |
重症持続型 | 咳嗽、軽度喘鳴が毎日持続する。 週に1~2回、中・大発作となり日常生活や睡眠が障害される。 |
最重症持続型 | 重症持続型に相当する治療を行っていても症状が持続する。 しばしば夜間の中・大発作で時間外受診し、入退院を繰り返し、日常生活が制限される。 |
小児気管支喘息の重症度分類は、次のようになります。
重症度 | 症状程度と頻度 |
間欠型 | 年に数回、季節性に咳嗽、軽度喘鳴が出現する。 時に呼吸困難を伴うこともあるが、短時間作用性β2刺激薬の頓用で短期間で症状は改善し、持続しない。 |
軽症持続型 | 咳嗽、軽度喘鳴が1回/月以上、1回/週未満。 時に呼吸困難を伴うが、持続は短く、日常生活が障害されることは少ない。 |
中等症持続型 | 咳嗽、軽度喘鳴が1回/週以上。毎日は持続しない。 時に中・大発作となり日常生活が障害されることがある。 |
重症持続型 | 咳嗽、軽度喘鳴が毎日持続する。 週に1~2回、中・大発作となり日常生活や睡眠が障害される。 |
最重症持続型 | 重症持続型に相当する治療を行っていても症状が持続する。 しばしば夜間の中・大発作で時間外受診し、入退院を繰り返し、日常生活が制限される。 |
喘息の治療で使われる薬には2種類あります。一つは、苦しくないときも続けて気道の炎症を鎮めて発作を予防する吸入ステロイド薬などの長期管理薬です。もう一つは、発作のときだけ使って気管を広げて楽にする気管支拡張薬などの発作治療薬です。小児喘息のお薬の治療方法の判断基準に治療ステップ1〜4というものがあります。症状と現在の治療内容を考慮して、正しい重症度(真の重症度)を判定し、重症度に応じた治療ステップの治療が行われます。
喘息の治療で使われる薬には2種類あります。一つは、苦しくないときも続けて気道の炎症を鎮めて発作を予防する吸入ステロイド薬などの長期管理薬です。もう一つは、発作のときだけ使って気管を広げて楽にする気管支拡張薬などの発作治療薬です。小児喘息のお薬の治療方法の判断基準に治療ステップ1〜4というものがあります。症状と現在の治療内容を考慮して、正しい重症度(真の重症度)を判定し、重症度に応じた治療ステップの治療が行われます。
この薬は、ゆっくり、じわじわと効いてくるので効果が出始めるまでに3日~1週間ほどかかり、やめると効果がなくなってしまうので長期間、毎日続ける必要があります。
どうしてもステロイドと聞くと副作用を心配する方も多いですが、吸入薬なので気道に直接とどき、内服薬と比べて用いる量が非常に少なくてすみ(約100分の1)、全身への作用が少ない薬剤です。ただし、吸入後は口の中に残った薬を洗い流すためうがいが必要です。
この薬は、ゆっくり、じわじわと効いてくるので効果が出始めるまでに3日~1週間ほどかかり、やめると効果がなくなってしまうので長期間、毎日続ける必要があります。
どうしてもステロイドと聞くと副作用を心配する方も多いですが、吸入薬なので気道に直接とどき、内服薬と比べて用いる量が非常に少なくてすみ(約100分の1)、全身への作用が少ない薬剤です。ただし、吸入後は口の中に残った薬を洗い流すためうがいが必要です。